玄米
玄米については、完全な栄養食と言われていますが、今一つ流行らない気がしています。私も、やって見ましたが納得せずに、ちょっと遠のいていました。
たまたま、それが何故なのかが、分かる本に出会いました。玄米を炊くには、種の理屈を知っていないと、身体に悪いと言う事が書いてある本です。今玄米食をなさっている方も、知っていた方が良いと思い、ご紹介します。
種は、保存がききますが、その為には種をまもる外皮に種なりの工夫があり、そのバリアーが解けないと、健康を害します。酵素阻害剤というその成分は、人体には毒として、作用するそうです。
17時間は最低水に浸すと、それが溶けてなくなり、その水を捨てて料理して初めて、玄米の栄養が取れます。つまり、一日かけて、玄米が初芽する気になるのを待つのが大事なわけです。
生の種は、自分を護るために殻があるわけで、水に浸す時間こそ違いますが、どの種にも共通しています。小豆、黒豆、ひよこ豆など、豆を一晩浸すのも、同じ理屈です。
命は水と出会って初めて、目を覚まします。
流行り始めた発芽玄米ですが、店で売っている乾燥発芽玄米では、せっかく目覚めたものを干からびさせてしまうので、全く意味がありません。命あるものは、命のままに食べないといけないわけです。今は何でも利便性が先行して、乾燥野菜もありますが、植物繊維は取れますが、生命力はもらえません。その点で、時間短縮を狙った圧力なべは、玄米にはかえって毒になるそうです。
この本には、単に玄米の事だけではなく、食べ物と消化の本当の意味が分かりやすく書かれています。
私たちは、火を使う事で文明を発展させてきましたが、色々な面で行き過ぎの弊害も出て来ています。その中でも、最も大切な食の部分は、便利さに譲れない部分があります。命あっての物種と言いますが、ここでも何故か種が出てきています。食を考えるには、良い本だと思いました。
私もこれを読んで、また、玄米を少しずつ始めました。
